配役 of 干溝歌舞伎

歌舞伎ステージ

物語と配役紹介

物語

やまびこ三番叟(干溝歌舞伎)

舞踊で、江戸時代には顔見世興行や正月興行として「寿式三番叟」として晴れの日に上演されたものです。翁は神聖な ものとして、三番叟もその精神を受け継いでいます。同じ三番叟でも、能は静の美を重視するのに対し、歌舞伎では躍動的で、陽気な面を強調しているところに違いが見られます。

忠臣蔵七段目

「七段目」は「仮名手本忠臣蔵」のなかでも歌舞伎らしい華やかさがある幕です。そしてお芝居らしいお芝居です。場所は一力茶屋という遊郭です。
江戸時代の作品ですので忠臣蔵事件をそのままネタにすることができなかったため、表向きは「太平記」の設定を使っています。つまり、歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」は登場人物の名前が史実とまったく違います。筋はだいたい同じですが、上方の作品なので、江戸での刃傷や討ち入りよりも本筋とはあまり関係ない上方周辺でのエピソードが全体の半分ほどを占めています。そのため、予備知識なしに見ると違和感があるかもしれません。

弁天娘女男白波

通称「弁天小僧」で有名なこの作品は、幕末の歌舞伎脚本作者(戯作者)河竹黙阿弥(かわたけもくあみ-1816~1893)の「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」という5幕ものの芝居です。二幕目第三場(稲瀬川勢揃いの場)で、「志らなみ」の字を染め抜いた番傘を差して男伊達の扮装に身を包んだ五人男の名乗りをするところが有名です。
花道を堂々と登場後、舞台に来て捕り手を前に五人組が勢揃いし、一人づつ見得を切り、「連ね」と呼ばれる、縁語や掛詞を駆使した七五調のリズミカルな台詞で名乗る姿は歌舞伎の様式美が凝縮されています。

配役紹介

やまびこ三番叟

舞手 渡辺 遼(高一)
舞手 戸田 裕巳(高一)

仮名手本忠臣蔵七段目一力茶屋の場

おかる(昼) 平澤 利広
おかる(夜) 大平 均
寺岡平右衛門(昼) 大平 文一
寺岡平右衛門(夜) 樋口 光
大星由良之助 橘 誠
大星力弥 富永 恒廣
斧九太夫 大平 実
鷺坂伴内 大平 進
仲居 佐藤 カオル
仲居 大平 悦子
女中 目黒 ミチイ
かごや 大平 晴良
かごや 大平 富士夫


※賛助出演
蝶花楼馬楽師匠

弁天娘女男白波(子供歌舞伎)

日本駄右衛門 岩田 爽
弁天小僧菊之助 戸田 阿見
忠信利平 星 瑞樹
赤星十三郎 大平唯茄
南郷力丸 上原龍太郎


※賛助出演
蝶花楼馬楽師匠
   浅井 守雄